ノアの方舟プロジェクトまたは空の植え付け

この作品の最初のプレゼンテーションは1981年のバーデン市の美術市場であった。

しかし方舟は開催二日目に既にサボタージュされてひどく破損してしまったのである。


ウィーン週間のアヴァンギャルドプログラムのオープニング


ウィーンのカールスキルヒェの上空のノアの方舟

二回目のプレゼンテーションは、1982年のウィーン週間のアルタナティーブプログラムのオープニング・プロジェクトとしてであった。

命と、有機的なものの対等性のデモンストレーションのシンボルとして、一塊の草をのせた、気球の形をした方舟である。

方舟は3日の間カールスキルヒェの前の池の上に据え置かれた。オブジェを自由に飛ばせておくという、はじめの計画は、展覧会場がシュヴェッヒアター空港の禁止区域であるという事実を受けて挫折したのである。

オブジェのサイズ:

長さ:およそ10m

:3m

高さ:5m

重さ:およそ12kg

特殊なフォイルとバルサ材から出来ている。吊り下げ用ザイルには直径1mmの綱を2000m必要とした。

技術協力はウィーンのSchultes社(PVC製造)による。