ニュージーランド199495年

「洟垂れ小僧」、1995年、 70x50cm

フランスで制作した社会批判的な作品とは反対に、ここでは自然に取り組むことが本質的な構成要素となっている。


「エルミタージュ」Artbergのニュージーランドのブッシュアトリエ


「羊歯」、1995 70x50cm

ここではArtbergはフランスよりさらに文明から隔たった生活をしている。彼が棲家としたのは、自力で建てた小屋や、Hundertwasserの船であり、また無人の島に数ヶ月を過ごしたりした。一連のテーマは有機的なものが中心なのである。Artbergは調和のとれた構図や、力強い色彩の中に、その出発点が自然であるという、彼個人の宇宙を発展させたのである。